久々に登場のコスタリカです。
コスタリカは中米の小国、北海道の6割程度の大きさ。しかしその中に世界の全生物の5%が生息しているという自然環境が豊かな国です。多くの小規模な生産者が、量より質で勝負という感じでしのぎを削っている隠れたコーヒー激戦地でもあります。
名前の「モンテス・デ・オロ」は収穫したコーヒー豆を精製する場所。そして「ジャサル」は実際の農地名を指しています。このジャサル農地、コーヒーの栽培ではちょっと考えられない2,000m超の高地にあります。元々はアボカドの農地であったところにコーヒーを植えようとチャレンジしたことが始まり。植えては枯らし、植えては枯らしを繰り返し、安定した生産ができるまでになりました。当農園に限らずコスタリカの生産者は非常に追求心が強いのが特徴です。大規模な農園ではできない、フットワークの軽さと何事にも挑戦するという土壌がコスタリカのコーヒーの魅力でもあります。

まず最初に口に広がるのは華やかでクリーンな酸。程よいコクの中にしっかりと甘みも感じられます。後味、特に冷めてくるとナッツやカカオのようなフレーバーが感じられます。明るく抜けの良い味わいはモーニングコーヒーにも良いですね。

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